この方は、ホームページを見てご相談した方です。話はそれますが、元来は紹介によるアトピー相談が多かったのですが最近はHPを見て、お電話いただき、相談するケースが多くなってきました。
この方は、一度自分でステロイド離脱を試みましたが、皮膚がぼろぼろになり離脱を挫折されていました。そんなおり彼女(現在奥さんです)が当店のHPをみて一度相談したらということでお電話があり、翌日2時間ほどかけてお話をさせていただきました。いつものように写真やグラフ、表などを見ていただきながら離脱時の状態、スキンケアの方法などを説明しました。
病歴
小さいころは小児ぜんそくを持っていたが、水泳などを習い回復していたが、高校時代から体にぽつぽつ湿疹ができ始め、皮膚科に受診。ステロイドの内服とアンテベート軟膏など使用し症状落ち着かせていたが、就職して悪化。なかなか良くならないので他の皮膚科へ受診するもよくならない。そんなおりステロイドによる副作用について本か知人かにきかされ、自分の体はステロイドになれて効かなくなったと感じ、やめることを決意!次の日から皮膚がボロボロになり、3日後再びステロイド内服、塗布してとりあえず収まる。半年たったころ当店にご相談に来られました。
離脱開始時から赤くはれ初め、次の日来店時はすでに黄汁が顔から始めました。そのごもしっかり漢方薬とスキンケアをしながらしていた。今度は頭部側面がかゆくなり、毛も抜け始める。2週間経つと精神的につかれ初めうつ状態となる。でも彼女さんがしっかり励まし続けていただき何とか1か月が過ぎる。仕事が営業なので会社から休むように言われる。そのとき症状も、心も超最悪状態。でもなんとかしたいという心はかすかに残っていて踏ん張りつづけてくれる。
ここで話はすこしずれますが、基本的に離脱症状は若くて男性がひどく出ます。その代り離脱期間がみじかいというケースが多いです。逆に女性で年配になるほど離脱症状は比較的軽く出るまでに数日かかり、離脱期間が長引くことが多いです。
さて、その1か月後(開始2か月)たつと新しい強い症状が出なくなり、日増しによくなってきた。このころより会社に勤め始める。その期間私が勧める養生法などを積極的に行動していただけていた。3か月たつ頃には赤みはあるものの黄汁や皮膚のわれはまったくなくなりかゆみも体にある程度になった。
6か月たつとほとんど赤みはなくなり色素沈着も減ってきた。
ご本人は僕ほどはやくよくなった人はいないだろうというのが口癖です。
今はたまにレバコールと自然ミストをお買い求めに来るくらいです。
まとまりなく書いてしまっています。また改めて書き直したいと思います。