便秘は日本人のなかでも比較的多くの方々が悩んでおられる症状です。日ごろから店頭でいると浣腸やヤマモト薬局製剤の便秘薬、また宿便セットがよくでます。また、病院でお薬が出ている方も多いです。血圧の薬などと同時にプルゼニド錠やラキソベロン液がよく処方されています。
便秘薬を話す前にいくつかの便秘にわかれます。
1)弛緩性便秘
高齢者など腸の動きが低下し、また直腸における排便反射も鈍感となり便意がおこりにくくなる。
高齢者の多くがこれです。
2)痙攣性便秘
腸の緊張が高まり、痙攣して滞ります。
強いストレスや麻薬性鎮痛薬などの副作用もこの症状になります。ウサギの便のようにコロコロとした排便になります。
3)習慣性便秘
トイレの行くのを我慢したり、いく暇がなかったりして感覚が鈍くなって便秘になる。
4)構造的便秘
腸管内に腫瘍があったり、癒着などにでにくくなる便秘。
次回は便秘薬についてお話させていただきます。