目の乾燥や疲れにより起こる不快感をドライアイ(乾き目)といい、涙の量が減ったりして目の表面に傷ができる症状です。
主な症状には、痛い、ゴロゴロする、目が赤くまぶしいなどです。
涙は「ムチン層」「水層」「油層」の三層からなり、眼球の保湿、栄養供給、殺菌洗浄などの働きをしますが、目の乾燥はその涙の量が不足したり、涙の成分が変性したりして起こります。
通常まばたきは一分間に約20回ですが、映画やパソコンなどを見ているときは5回ぐらい減少するようです。涙は10秒ほどで蒸発してしまうため目の乾燥防止には意識的にまだたきが必要です。
軽いドライアイのときは上の写真のソフトサンティアなど市販の人工涙液を使用します。
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それより少し悪いとこのしっとりうるおい点眼がお奨めです。
それ以上ひどい場合は
涙の乾きを抑える専用メガネと、涙の排出口である涙点に栓をつめて目の表面に涙がとどまる治療がされます。
日常生活では次の点に注意しましょう。
1)こまめに休みをとる
2)意識的に瞬きをふやす。
3)リラックスすると分泌されます。
4)5分ほど蒸しタオルを目の上にのせる。
5)加湿器で室内の乾燥をふせぐ
6)パソコンのモニター画面は目より低くする。